2020年10月13日火曜日

雨もりを測定する

 台風が近づいてずっと雨が続いたときのこと。お陰様で、もれなく雨もりしました。「車」がね。

この日、朝出かけようと車のドアを開けたら、助手席椅子の座布団がびしょ濡れ。窓はしまっているのに。見れば、天井近く、室内ミラーの付け根あたりからしずくがポタリポタリ。天井の裏部分が少したわんで、そこに水が溜まり下に落ちているらしい。たわんだところに指を突っ込むとピチャッと冷たい水たまりにあうのだ。

ディーラーさんに連絡し、翌日納車して修理してもらうことになったが、さてどうしましょ。雨がもったまま放置ってわけにはいかんわなあ。

はい、雨もりといえば「バケツと雑巾」が相場でしょう。よくよく存じておりますよ経験者ですから。エッヘン

たわみの漏れ地点にタオルを突っ込み、そのまま下へ垂らしてバケツで受ける方式にしてみました。この対策で午後3時~6時までの3時間後、バケツに3センチほどの水がたまってました。



さて、気になるのは寝ている夜中です。

夜もこのまま水を貯めたら朝まで(約13時間)にどれくらい水が溜まっているでしょうか。

【予想】

ア.1時間1センチだったか、13センチくらいだろう。

イ.バケツからあふれ、床が水浸しになる。

ウ.天井裏にたまり重さで崩落。床が水浸しになる。

私の予想は、もちろん「ア」ですとも。20年乗った車とはいえ、あと数年は持ちこたえてほしいと願っておるわけで。台風が激しくならんことをただただ祈るのみ。お願いバケツにおさまってくれ!

【結果】

だいたい12センチくらいだったでしょうか。ほ~、床が無事でなにより。


いや、無事ですまされんのが修理代。そもそも原因は見つけてもらえるのでしょうか? 「わからんけど漏れる」てなことになったら、珍しい「はてなの茶碗」になっちまうじゃないか。

あ、いや、かえってこのウイークポイントが売れるかもよお?

せっかくだから、「トヨタカローラスパシオ独自の雨量計付き」ってことで、たのしい実験ができる車として、お一つどうかしら?

てなことを妄想しつつ、さてお次の問題はお財布です。これがいっちゃん肝心ですわな。ワナワナしてきます。

おいくらの修理代がかかるんでありましょうや。

ディーラーさんのお見立てでは、原因は〈フロントガラスの周りのゴムパッキンみたいなところが痛んでいる〉そうで、ガラスを外して掃除したのち、元のガラスをそのまま再度張り直す作業になるんだそうな。専門のガラス屋さんが出張して修理に携わるらしい。

できれば、例の特別定額給付金の範囲内でおさまって欲しいもんである。

【予想】

ア.10万円以下の出費。

イ.10万円以上の出費。

ウ.その他。

ま、おそらく数千円てことはないですわなあ、きょうび。どうか希望的予想で「ア」でお願いしたい。

実際の修理はこれからだけど、お電話によれば、約5万円ですと。まあ、しょうがないか。新車を買わずにすんだわけだし。

ん? でも、ちゃんと修理できるんだろか。相手は雨もりぞ。微細な穴からでも通り道があればもれなく漏れ出すにちがいない。

いやん、「はてなの車」になるかもお?

下記は、ディーラーさんのところまで車をもっていくときの車内図。朝もまだ雨が降ってたからバケツもそのまま持って運んだら、水がチャッポンチャッポン。


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